【6月8日 AFP】創設114年の歴史を持つイタリアのサッカークラブ、ブレシアが、債務不履行によりリーグから姿を消すこととなった。

同クラブを2017年から保有するイタリアの実業家マッシモ・チェッリーノ氏が、300万ユーロ(約5億円)の借金の支払いを期限までに行わなかったため、クラブはイタリアのリーグに参加する資格を失った。

チェッリーノ氏は、イングランドのリーズ・ユナイテッドのオーナーを務めた頃から、頻繁に監督の首をすげ替えることや、裁判沙汰で知られていた。

ブレシアはセリエAで合計23シーズンを過ごし、イタリア代表のロベルト・バッジョやアンドレア・ピルロ、ルカ・トーニ、さらに現在マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も選手時代にプレーしたクラブ。

2024-25シーズンはセリエBで戦ったが、財政問題により4ポイントの勝ち点減点処分を受け、勝ち点39の18位でセリエC降格が決まっていた。(c)AFP