【6月7日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのASローマは6日、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ氏（67）が新監督に就任すると発表した。契約期間は3年。

ガスペリーニ氏は9年間率いたアタランタをトップクラブに育て上げ、2023-24シーズンにはヨーロッパリーグ制覇を遂げるなど、大きな成功を収めた。

ユベントスではなくローマを選んだ理由について、成長するためのすべての条件が整っていると信じたからだと述べたガスペリーニ氏は、「クラブは私を納得させた。なぜなら、それが大きな挑戦だからだ。私は大きな挑戦を必要としており、大きな情熱のある環境に来る必要があった」とし、「私の意見では、これを達成するための全ての条件がそこにある」と続けた。

ローマは18-19シーズンを最後に欧州チャンピオンズリーグから遠ざかっており、今季もクラウディオ・ラニエリ前監督の下で惜しくも出場権を逃した。先シーズンを5位で終えた後、ラニエリ氏は指揮官を退いてクラブのアドバイザーに就任している。(c)AFP