イランのミサイル、イスラエルの病院とテルアビブ地域を攻撃 当局者
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【6月19日 AFP】イスラエル当局は、同国南部の病院が19日、イランから「数十発」のミサイル攻撃を受けたと発表した。救急当局は、テルアビブでも別の被害を報告している。
イスラエル外務省はX(旧ツイッター)に、「速報:イスラエル南部ベエルシェバにあるソロカ病院が直撃されたと報告を受けている。詳細は追って通知する」と投稿した。
ソロカ病院は、イスラエル南部の市民に加え、パレスチナ自治区ガザ地区で負傷したイスラエル兵の治療を担っていることで知られている。
19日早朝、イスラエル全土でサイレンが鳴り響き、イスラエル軍はイランからのミサイルを探知したと発表。AFP記者は、テルアビブおよびエルサレムで大きな爆発音を聞いたと報告している。
軍関係者は、「数十発の弾道ミサイル」がイスラエルに向けて発射されたとしている。
AFP記者によると、エルサレムで午前7時10分ごろに聞こえた爆発音は、13日のイランとの交戦開始以降、最大で、防空システムが作動した。
イスラエルの救急当局は、ミサイルはテルアビブ地域の「住宅付近」に着弾したと報告。ただし、「負傷者はいない」としている。(c)AFP