【6月11日 AFP】ロシア軍は11日早朝、ウクライナ北東部ハルキウに対して攻撃を行い、2人が死亡、子どもを含む60人が負傷した。地元当局が明らかにした。

ハルキウのイーホル・テレホフ市長は、テレグラムに「市内の二つの地区に対し、敵のUAV(無人機)による攻撃が17回にわたり行われた」と投稿した。

米国のドナルド・トランプ大統領による戦争終結に向けた外交努力が続く中、ロシアはウクライナへの攻撃を一段と強めており、ウクライナ側もロシア領内への攻撃で応じている。

ハルキウはロシア国境から約50キロの地点にあり、過去1週間で大規模な夜間攻撃が相次いでいる。

テレホフ市長によると、11日の攻撃では5階建ての集合住宅や複数の家屋が被害を受けた。

また、市長は2人が死亡した7日の攻撃について、「全面戦争開始以来、最も強力な攻撃だった」と述べ、ミサイル、イラン製無人機、誘導爆弾による同時攻撃を受けたと説明していた。(c)AFP