【6月9日 AFP】サッカーイタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督が8日、9日に行われるW杯欧州予選のモルドバ戦を最後に解任となることを明かした。

前週の予選初戦でノルウェーに0-3で敗れ、批判にさらされていたスパレッティ監督は、会見で「イタリアサッカー連盟(FIGC)の会長から、職務を解かれることを告げられた」とコメント。決定に納得はしておらず、辞めるつもりもなかったが「受け入れなければならない」「代表チームの未来を開きたい」と話した。

スパレッティ監督は、2023年8月にロベルト・マンチーニ前監督の後任として就任し、戦績は11勝6分け6敗だった。

後任候補には、イタリア・セリエAのASローマを復活させた経験豊富なクラウディオ・ラニエリ氏と、サウジアラビア1部のアル・ナスルの現指揮官で、2021-22シーズンにACミランをリーグ優勝に導いたステファノ・ピオリ監督の名前が以前から挙がっている。(c)AFP