【6月9日 AFP】サッカーポーランド代表FWのロベルト・レワンドフスキが8日、ミハウ・プロビエシュ監督が指揮を執る限りは、代表チームでプレーしないと述べた。

スペイン1部リーグのFCバルセロナに所属するレワンドフスキは、代表戦通算158試合に出場して85ゴールを挙げているが、この日ピオトル・ジエリンスキと主将を交代していた。

X(旧ツイッター)に「状況と監督への信頼喪失を考慮して、彼(プロビエシュ監督)が指揮を執る限りは、ポーランド代表チームのためのプレーを辞退することを決めた」とレワンドフスキはつづった。しかしながら、「世界最高のファンのために再びプレーするチャンスがあることを願っている」と記し、復帰の可能性を残している。

ポーランドサッカー協会(PZPN)は同日に公式サイトで、指揮官がレワンドフスキを主将から外す決定を下したと発表していた。

プロビエシュ監督は2023年から代表監督を務めており、チームを昨年の欧州選手権本大会に導いたものの、未勝利で大会を終えた。

レワンドフスキ自身は、現在のインターナショナルマッチウイークでは代表チームには参加していない。地元通信社によると、休養を求めたという。

ポーランドは現在、2026年サッカーW杯北中米大会の欧州予選で2戦2勝としてグループGの首位に立っており、10日には敵地でのフィンランド戦を控えている。(c)AFP