【6月8日 AFP】来年に予定されているコロンビア大統領選の右派候補、ミゲル・ウリベ上院議員(39歳)が7日、首都ボゴタでの選挙活動中に銃撃され、頭に2発、膝に1発の銃弾を浴びた。集中治療室に搬入され、治療を受けている。

SNSで拡散している動画には、ウリベ氏が街頭演説中、突然銃声が響く様子が捉えられている。他の画像では、白い車のボンネットに寄りかかり、血まみれになっているウリベ氏の姿があり、数人の男性が同氏を支えようとしている。

メディアは、容疑者は身柄を拘束された10代の少年だと報じた。

左派のグスタボ・ペトロ大統領率いる政府は、ウリベ氏襲撃を「断固として強く」非難すると述べた。ペトロ氏の強力な批判者であるウリベ氏は野党・民主中道党に属し、昨年10月に大統領選出馬の意向を表明した。(c)AFP