ガウフが全仏OP初優勝 世界1位サバレンカ破る
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【6月8日 AFP】全仏オープンテニスは7日、女子シングルス決勝が行われ、大会第2シードのココ・ガウフ(米国)が第1シードのアリーナ・サバレンカを6-7(5-7)、6-2、6-4の逆転で破り、初優勝を果たした。
21歳のガウフにとっては、2023年の全米オープンに続く四大大会(グランドスラム)通算2勝目となった。ガウフはその全米オープンでも決勝でサバレンカを下し、頂点に立っていた。
2022年大会では、決勝でイガ・シフィオンテク(ポーランド)に屈し涙を流したガウフは、「3年前に決勝で負けたときは、いろいろなことを経験した。暗い考えでいっぱいになった。だから、こうしてこの場に立てていることには、本当に大きな意味がある」と喜んだ。
さらに「正直、(優勝)できるとは思っていなかった」と明かし、「全仏は特に欲しかったタイトル。もっと若かったころに、一番勝てるチャンスのある大会だと思っていたから」と語った。
一方、世界ランキング1位のサバレンカは、マディソン・キーズ(米国)に敗れた1月の全豪オープンに続き、グランドスラム2大会連続で決勝で涙をのむ結果となった。
この日は、第1セットを落としてから安定したテニスを見せたガウフに対し、サバレンカは強風のコンディションの中で70本のアンフォーストエラーを喫し、2年前の全米決勝とほぼ同じ展開で勝利を逃した。(c)AFP