ボルが女子400mH快勝、200m王者テボゴは苦戦 陸上DL
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【5月26日 AFP】陸上、ダイヤモンドリーグの今季第4戦ラバト大会は25日、各種目が行われ、女子400メートルハードルではパリ五輪で三つのメダルを獲得したフェムケ・ボル(オランダ)が個人としての今季初戦で快勝を収めた。
欧州室内選手権ではリレーにのみ登場したボルは昨年9月以来となる個人レースで52秒46を記録し、五輪金メダリストのシドニー・マクラフリンレブロニ(米国)に次ぐ今季世界2位のタイムをマークした。
一方、パリで男子200メートルの金メダルを獲得したレツィレ・テボゴ(ボツワナ)は、短距離2種目に出場する予定だったが、100メートルで10秒43の最下位に終わると、200メートルの出場を取りやめた。100メートルはアカニ・シンビネ(南アフリカ)が9秒95で、200メートルはコートニー・リンジー(米国)が20秒04でそれぞれ優勝を飾った。女子100メートルは、200メートルで2度の世界女王に輝いているシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が11秒04で制した。
女子3000メートルでは、5000メートルと1万メートルの五輪王者で、複数の世界記録を持つベアトリス・チェベト(ケニア)が、8分11秒56でアフリカ新記録を樹立した。このタイムは史上2番目のタイムとなっており、世界記録は1993年に王軍霞(中国)がマークした8分6秒11となっている。(c)AFP