サンダーがナゲッツ下しタイに、ペイサーズはキャブス下し突破に王手
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【5月12日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)は11日、プレーオフのカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンスではオクラホマシティ・サンダーが92-87でデンバー・ナゲッツを下し、シリーズ成績を2勝2敗に戻した。
サンダーはシェイ・ギルジアス・アレクサンダーが25得点、6リバウンド、6アシストを記録。チームはフィールドゴールが87本中31本の成功にとどまったが、ナゲッツの80本中25本の成功率をわずかながら上回った。
昨季レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)のニコラ・ヨキッチが27得点、13リバウンドをマークしたナゲッツは、序盤につまずいたものの第3クオーター途中に逆転に成功し、最終クオーターには一時8点差をつけた。しかしその勢いを守れないナゲッツを相手に、サンダーは残り8分35秒でケイソン・ウォーレスが3ポイントシュートを沈めて逆転に成功すると、そのまま勝利を収めた。第5戦は13日に行われる。
イースタンカンファレンスでは、インディアナ・ペイサーズが129-109でクリーブランド・キャバリアーズから快勝を収め、シリーズ3勝1敗として突破に王手をかけた。
ペイサーズはパスカル・シアカムの21得点を筆頭に7選手が2桁得点をマークし、トップシードのキャバリアーズを瀬戸際に追い込んだ。
前半で80-39とペイサーズが試合をほぼ決定づける中、キャバリアーズはドノバン・ミッチェルが左足首を負傷し、ハーフタイムには後半の出場が厳しいと発表。2戦連続で40得点を記録していたミッチェルは前半に12点を挙げたものの、後半開始前のチェックで明らかに痛みを感じている様子だった。
敗退を避けたいキャバリアーズにとって、13日に行われる第5戦でミッチェルが欠場すれば大打撃となる。キャバリアーズのケニー・アトキンソン・ヘッドコーチ(HC)は、ミッチェルが12日に検査を受けるとしたものの、第5戦に出場できるかどうかは「全く分からない」と述べている。(c)AFP