【5月4日 AFP】米国競馬のG1レース、第151回ケンタッキーダービー(3歳、ダート2000メートル)が3日、米ケンタッキー州ルイビルのチャーチルダウンズ競馬場で開催され、ジュニオール・アルバラード騎手騎乗のソヴリンティが優勝を果たした。

ソヴリンティは雨でぬかるんだ馬場をものともせず、上がり1ハロンでトップに立つと、1番人気ジャーナリズムとの争いを制し、ゴドルフィンに13回目の挑戦で初となるケンタッキーダービー勝利をもたらした。アルバラード騎手も初優勝となる。

調教師のビル・モット氏はケンタッキーダービー2勝目。しかし前回2019年のカントリーハウスは1着のマキシマムセキュリティが失格になったことによる繰り上げ優勝だったため、自身の馬が一着で入線するところを目にするのは初めてだった。

4連勝中の大本命ジャーナリズムは2着に終わり、前日に2頭が出走を取り消した後、急きょ出走が決まったバエザが3着に入った。日本から出走したルクソールカフェは12着、アドマイヤデイトナは19着だった。

今後、ソヴリンティの関係者は、17日に行われるクラシック第2戦プリークネスステークスへの出走を検討する。最終戦のベルモントステークスは6月7日に予定されている。(c)AFP