【6月17日 AFP】日本に向かっていたニュージーランドのクリストファー・ラクソン(Christopher Luxon)首相が乗っていた軍用機に、パプアニューギニアでの給油中に故障が見つかったため、首相が民間機に乗り換えていたことが分かった。首相府が17日、明かした。

 ラクソン氏は16日夜、民間の定期便に乗り換え、首都ポートモレスビーから香港経由で東京に向かった。

 国防省報道官によると、パプアニューギニアに着陸後に、それまで乗っていたニュージーランド軍のジェット機、ボーイング757(Boeing 757)型機の技術的な問題が判明。片翼のフラップを操作する機能が故障していた。

 報道官によると、ラクソン氏に同行していた財界人と記者は17日に同機で豪ブリスベン(Brisbane)に移動し、東京行きの民間機に乗り換える。 

 ラクソン氏は4日間の予定で日本に滞在し、岸田文雄(Fumio Kishida)首相と会談する。(c)AFP